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  • 海外で働いて気づいた、働く文化の違い|メルボルンのカフェで感じたこと

    私がオーストラリアのローカルカフェで働き始めて、最初に驚いたのは 「お客さんと会話を楽しむことが当たり前」 という文化でした。

    日本でも接客は丁寧さが求められますが、基本は“適切な距離感”を保つことが礼儀とされています。
    一方でメルボルンのカフェでは、お客さんとの距離がとても近い。

    注文の前に必ず
    「How are you?」「How’s it going?」
    といった挨拶から会話が始まります。

    常連さんが来れば、そこから自然に日常の話に発展していって、まるで友達と話しているみたいな空気になる。
    この“フレンドリーさ”は、文化の違いを強く感じた部分です。


    ■ 残業のない働き方と、プライベートを大切にする文化

    オーストラリアには、日本のような残業文化がほとんどありません。
    決められた時間まで働いたら、仕事が終わった瞬間に帰宅して自分の時間を楽しみます。

    仕事に追われるというより、
    “仕事は仕事。人生は人生。”
    という価値観で生きている人が多い印象です。

    そのせいか、働いている人の心に余裕がある。
    みんな穏やかで、職場の空気がとても軽い。
    働いていて気持ちが良いと心から思える職場です。


    ■ コーヒー文化のレベルが高すぎる

    そして、さすがカフェ文化の国。
    忙しい時は 1日に100杯以上のコーヒーが出る のも普通。

    お客さんもコーヒーに詳しいし、こだわりも強いから、こちらも自然と知識が増えるし、技術に対する意識も高くなります。


    ■ 働きながら感じた“自分の変化”

    海外で働くようになってから、

    • 人との距離が前より自然に縮められるようになった
    • 会話のハードルが下がった
    • プライベートを大事にする習慣がついた

    そんな変化がありました。

  • セブ留学4か月で得たリアル体験|ワーホリ前の英語力と自己成長

    セブ留学を選んだ理由

    私がワーホリに行く前にセブ留学を選んだ理由は大きく2つです。

    1. 費用が圧倒的に安い
      • アメリカやカナダに比べて授業料がリーズナブル
    2. 授業の質と量が充実
      • マンツーマン授業が多く、4技能(リーディング・ライティング・スピーキング・リスニング)をバランスよく学べる
      • 英語力を本気で伸ばしたいならセブが最適だと思いました

    初めての海外だったので、リゾート地のようにきれいな街並みを想像していましたが、実際は道路や空気が汚く、暑さも厳しかったです。


    学校生活と授業内容

    通ったのはSMEAGという語学学校で、4か月間通いました。

    • コース:ELS2(4技能バランス型)
    • 最初のレベル:A2
    • 最終レベル:B1
    • 授業時間:朝6:40〜夜20:35(自由参加のコマもあり)

    授業以外の時間は友達と話したり、筋トレやビリヤード、卓球、飲みに行ったり、休日は島巡りやツアー参加などもしていました。


    自由時間の過ごし方と学び

    • 英語の勉強だけでなく、友達作りを優先したことで、一生付き合える仲間と出会えた
    • 初めて海外で自由に過ごす体験が、自分の価値観や行動力を広げてくれた

    私にとって、英語力よりも人との出会いが最大の価値だったと感じています。


    英語力の伸びと実感

    • 最初は聞いた英語を日本語に変換して理解していた
    • 最終的には英語を英語のまま理解できるようになり、コミュニケーションがスムーズに
    • この経験はワーホリでも心理的リスクを減らすことに直結し、生活・仕事で大きく活きています

    セブ留学のメリット・デメリット

    メリット

    • 英語に対する恐怖心をなくせる
    • 世界中から集まる同じ価値観の友達と出会える
    • 自己成長・自立心が高まる
    • 授業料・生活費が比較的安い(日本の3分の2程度)

    デメリット

    • 学校や寮の設備は日本より劣ることが多い
    • トイレットペーパーは流せない
    • 市内は空気や道路が汚く匂いもきつい

    ワーホリにどう活かせたか

    • 英語の心理的ハードルを下げることができた
    • 実際にオーストラリアでの生活・仕事で問題なくコミュニケーションが取れる
    • ワーホリ前に自信と経験を積めることが最大のメリット

    まとめ

    セブ留学は英語力だけでなく、人生経験・自己理解・友達作りの面でも価値がある場所です。
    遊びや自由な体験も含め、ワーホリ前の準備として最高の選択だったと思います。

    ワーホリ前にセブ留学に行くことで、英語力の底上げと自信を得て、海外生活をよりスムーズにスタートできます。

  • 日本の新卒というレールを降りて、ワーホリを選んだ理由

    「普通」に合わせる人生より、ちゃんと自分の人生を選びたかった

    日本では大学を卒業したら“新卒として就職する”のが当たり前とされています。
    私の周りも、例外なくそのレールに乗っていきました。

    でも私はどうしても、その流れに自分を合わせることができませんでした。
    就活をしても心が動かない。興味のない企業の説明会に参加して、エントリーシートを書いて、「安定」のためだけに働く未来が全く想像できなかった。

    “みんながやってるから”という理由で決めるには、あまりにも大きな選択だったんです。


    ■ 就活が「合わない」ではなく「しんどい」だけだった

    就職活動をしていた頃、私は自分がどんな働き方をしたいのか、本気で考えたことがありませんでした。
    周りに合わせてエントリーして、なんとなく面接をして、落ちたら落ち込む。

    でもそれって、本当に“自分の人生”なんだろうか?

    自分の軸がないまま働き始めても、結局どこかで行き詰まる。
    そう思った瞬間、胸の奥で何かが決定的に変わりました。


    ■ ワーホリを選んだのは「逃げ」じゃなくて“選択”

    よく「就活したくなくてワーホリに逃げたんじゃない?」と言われます。
    でも私はそうだと思っていません。

    むしろ、 今の自分が何者なのか知りたかったし、どんな環境なら輝けるのか試したかった。

    海外に出ることで、自分の価値観を一度リセットしたかったんです。

    日本を出ると、
    年齢も、肩書きも、学歴も、誰も気にしません。
    ただ“あなたは何ができるの?”とストレートに問われる。

    その環境に飛び込むことは怖かったけど、同時にとても魅力的でした。


    ■ 周りと違う選択は怖い。けど、後悔だけはしたくなかった

    新卒を捨てると決めたとき、
    親にも反対されましたし、友達からも心配されました。

    でも、
    「もしやらなかったら、一生引きずる」
    という確信だけはありました。

    人生の分岐点で後悔を残すのが、一番こわかった。


    ■ ワーホリに来て気づいた“大事なこと”

    海外に来てから、仕事も家も友達も全部ゼロから作る毎日。
    怖さもあったけど、それ以上に心が軽くなりました。

    • 自分で選んだ道を歩いている実感
    • 比較されない環境で伸びる自分
    • 小さな成功でもちゃんと自信になる
    • 「普通」から離れて初めて見えた世界

    ワーホリを選んだことで、ようやく
    「自分で自分の人生を決めていい」
    という当たり前のことに気づけました。


    ■ 新卒を捨てたことは後悔していない

    むしろ、あのときの決断があったから今の自分がいます。

    もしあなたが今、

    • 日本の働き方にモヤモヤしている
    • 新卒として働く未来が想像できない
    • 人生に一回くらい思い切った選択をしてみたい

    そんな気持ちが少しでもあるなら、
    ワーホリという選択は“逃げ”ではありません。

    それは、あなたの人生を取り戻すための
    ひとつの正しい選択肢だと思います。


  • ワーホリでの友達作り・孤独対策|海外で安心して暮らすコツ

    ワーホリ中、海外で生活すると孤独を感じる瞬間が必ずあります。
    私はメルボルンで4ヶ月生活して、友達作りや心のつながりを意識することで孤独を大幅に軽減できました。

    この記事では、私が実際に行った友達作りの方法や孤独対策をまとめます。


    友達作りの方法

    私が実践した主な方法は以下の通りです。

    1. 過去の留学や学校でのつながり

    • セブ留学で出会った友達
    • メルボルンの語学学校でできた友達

    私はメルボルンの学校に2か月通いました。語学よりも、コミュニティ作り・レジュメ作り・家探し・書類申請(TFNやABN) がメインだったので、1か月でも十分だと思います。

    2. Meetupやイベントに参加

    • 現地の趣味や交流イベントに参加
    • 気軽に参加でき、同じ興味を持つ人と出会える

    3. 仕事先・ハウスメイト・友達からの紹介

    • 学校やバイト、シェアハウスでのつながりを活かして紹介してもらう
    • 出会いは自然に生まれるものもありますが、自分から広げていくことが大事です

    孤独対策・心の安心材料

    • 友達とのつながりを増やすことで、いざというときに助けを求めやすくなる
    • 会えなくても、連絡手段(通話・メッセージ)で心のつながりを維持
    • 家族や日本の友達と連絡を取ることで安心感が得られる

    たとえつながりが浅くても、心の支えになることがあります。

    ハウスメイトの存在

    • シェアハウスではほとんど毎日ハウスメイトと顔を合わせる
    • これだけでも孤独感は大幅に軽減される

    まとめ

    • 友達作りは学校・イベント・仕事・ハウスメイト・紹介など複数の方法を組み合わせる
    • 心のつながりを増やすことで孤独を防ぐ
    • 会えなくても、連絡でつながりを保つことが安心につながる

    ワーホリ中の孤独は避けられませんが、行動と工夫で十分コントロールできます。

  • メルボルンでのワーホリ生活|家探し・生活費・日常のリアル

    ワーホリでは仕事だけでなく、生活そのものも挑戦です。
    私はメルボルンで4ヶ月生活して、家探し・生活費・食事・日常の工夫を体験しました。

    この記事では、ワーホリ初心者が気になる

    • 家探しのコツ
    • 生活費の目安
    • 食事や買い物のリアル
    • 日常での小さな工夫

    についてまとめます。


    家探しは情報収集と設備確認が大事

    メルボルンで家を探すとき、私が使った方法は主に2つです。

    • Facebook のワーホリコミュニティや「Melbourne Rent」などのグループ
    • Flatmates.com.au(私はここで今の家を見つけました)

    チェックすべきポイント1|乾燥機の有無

    シェアハウスでは乾燥機の有無で日常の快適さが大きく変わります。

    • 4人でシェアしている場合、洗濯のタイミングが被ると干す場所が足りず、待たなければならない
    • 乾燥機があると、心理的負担がぐっと減る
    • 私は家を決める際、乾燥機があるかどうかを最優先で確認しました

    チェックすべきポイント2|ルームメイトの生活スタイル

    住む人によって生活の快適さが大きく変わります。

    • 日本人やアジア圏の人は、ヨーロッパや南米の人に比べて生活スタイルが似ていて過ごしやすいことが多い
    • 例えば:
    • 家で靴を脱ぐ/脱がない
    • トイレで便座を上げる/上げない
    • 夜遅く帰宅してもうるさい

    これは文化の違いで悪いわけではありませんが、住んでからトラブルにならないよう事前に確認すると安心です。


    内見は複数回するのがおすすめ

    • 同じ家賃でも、部屋のきれいさや設備、ルームメイトの雰囲気で快適さが大きく変わる
    • 私は 3~4件ほど内見 をしてから今の家を決めました

    生活費・節約の工夫

    生活費の目安(4ヶ月体験)

    • 家賃:週$250〜$300
    • 食費:週$60〜$100(自炊中心)
    • 交通費:週$25〜$35(Mykiカード利用)
    • その他:通信費・雑費・娯楽費など

    節約ポイント

    • スーパーはWoolworthやColesでまとめ買い
    • 食材は冷凍保存で無駄なく消費
    • 外食は週1〜2回に抑える

    食事と日常の工夫

    自炊のメリット

    • 食費を抑えられる
    • 健康を意識できる
    • 食材の買い方・保存方法で生活力が上がる

    現地での工夫

    • 交通手段は徒歩+電車で計画的に移動
    • 生活用品はIKEAやKmartで安く購入
    • 同僚や友達と買い物・料理をシェアすると楽しい

    まとめ

    • 家探しは FacebookやFlatmatesで情報収集
    • 乾燥機の有無 を必ず確認
    • ルームメイトの生活スタイル を事前にチェック
    • 内見は複数回 して比較
    • 自炊 で生活費を節約

    海外での生活は楽しいだけではなく、自分を知るリアルな挑戦の場です。
    小さな工夫を積み重ねることで、快適で成長できるワーホリ生活を送ることができます。

  • ワーホリで成長を実感する瞬間|小さな挑戦が自信につながる話

    ワーホリで成長を実感する瞬間は、自分の特性に気づくことができたときです。

    日本ではどこで働いていても、なかなかクビになることはありません。
    そのため、職場が自分に合っていなくても、自分で気づくことができないことが多いのです。

    しかし、海外では環境が違うため、失敗や挫折を通して自分の強み・弱み・適性に向き合うことができます。


    クビや失敗を経験したからこそ自己理解が深まる

    クビにされて初めて、

    • 「自分はこの職場に必要とされていない」
    • 「この環境では力を発揮できない」

    といったことに向き合うことになります。

    落ち込む経験ではありますが、本気で自分を振り返る機会が得られるのです。
    結果として、

    • 自分の強み・弱みの理解
    • どんな環境で力を最大限発揮できるか

    といった自己理解が格段に進みます。

    日本ではなかなか得られない貴重な経験です。


    海外に出ることで本当に求めている価値観に気づく

    日本でしか過ごしていないと、無意識に日本の常識が自分の常識になっています。
    しかし、海外に出ると、

    • 環境や文化、働き方の常識が日本と全く違う
  • ワーホリは“心のジェットコースター”|23歳の私が折れずに乗り越えたメンタル管理術

    ワーホリって、海外に来る前に想像していた
    「自由」「楽しそう」「キラキラ」とは真逆の現実が普通に起きます。

    • 突然のクビ
    • 孤独
    • 英語の壁
    • お金の不安
    • 常識の違いによるトラブル

    誰でもメンタルを削られます。

    私はメルボルンに来て4ヶ月の間に、
    クビ2回、トライアル3回落ち、孤独や不安に押しつぶされそうになりました。

    そんな私が今、毎日穏やかな気持ちで過ごせている理由は一つ。

    “メンタルの守り方”を覚えたから。

    今回は、ワーホリ中に必ず役立つ
    「心を折らないコツ」 を全部まとめます。


    ワーホリは予測不能が当たり前。だから心が消耗する

    日本と違い、海外では
    “常識”も“ルール”も“価値観”も根本から違います。

    だから、

    • 今日決まった仕事が明日クビになる
    • 日本の友達には会えない
    • 家賃や物価が高くて不安になる
    • 英語のせいで伝わらない
    • 助けてくれる人がいない

    こんなことが日常です。
    これでメンタルが折れない方が無理です。

    まず、
    「海外では“トラブルが普通”」
    と理解するだけで少し気持ちが軽くなるはず。


    私はこれを“未来への投資”と考えるようにした

    ワーホリって正直しんどいです。
    でも私は1つの考え方に救われました。

    “今日のつらさは、未来の自分を強くする投資だ”

    クビになった日も、英語が聞き取れず落ち込んだ日も、ATMの残高を見て震えた日も、
    全部「経験値」になる。

    そう思えるようになってから、私は前よりずっと折れにくくなりました。


    メンタルを保つために大切なのは“自分を責めないこと”

    ワーホリ中は自分を責めがちです。

    • なんでできないんだろう
    • もっと頑張らないと
    • 自分だけ上手くいってない

    でもまず伝えたいことがあります。

    ワーホリしてるだけで、あなたは既にすごい。

    安全圏から飛び出して、知らない国で生活して、助けがない中で行動している。
    これだけで十分すぎるほど強いのです。

    だから小さなことでもいい。

    • 今日外に出た → 偉い
    • 英語を聞き返せた → 偉い
    • 仕事を探した → マジで偉い

    ワーホリは“完璧”じゃなくていい。
    必要なのは 優しく自分を肯定してあげること

    心理学ではこれを セルフコンパッション と呼び、研究でも効果が証明されています。


    実際に私がやって効果があった“メンタル維持テク3つ”

    ① 落ち込んだ日は「何もしない日」を許可する

    海外生活は体力もメンタルも削られる。
    立ち直るには休むのも仕事。

    ② 毎日“できたこと”を3つ書く(超簡単)

    • 店員の英語聞き取れた
    • 求人1つ応募した

    本当に小さくてOK。
    これがメンタルを保つ土台になります。

    ③ 日本と比べない

    文化も環境も違うものを比べても意味がない。
    「海外はこういうもの」と割り切るだけで楽になります。


    ワーホリは心をすり減らす旅じゃなく、“自分が強くなる旅”

    ワーホリのつらい経験って、全部があとで“武器”に変わります。

    • クビ → 忍耐
    • 孤独 → 自立
    • 英語の壁 → コミュ力
    • 不安 → マインドが強くなる

    今はしんどくても、半年後のあなたは確実に成長している。
    だから大丈夫。
    今つらくてもしがみついてるあなたは、誰より強い。


  • 今のカフェで身についたスキル

    タイトル

    1人バリスタで回せるようになった日|郊外カフェで身につけた“速さと正確さ”と、まだ足りない力


    ▶ 忙しい時間帯は“戦場”だった

    今のカフェには、毎日かならず“忙しい時間帯”があります。
    その時間になると一気にオーダーが押し寄せて、
    バリスタは基本1人で全部さばくスタイル。

    最初は本当にパニックでした。
    ミルクをスチームしている途中に次のオーダーが入り、
    抽出が終わる前に新しい豆のセットをしなきゃいけない。

    焦る → ミスる → さらに焦る の無限ループ。

    でも、それでも毎日やっていると、少しずつ変わっていきました。


    ▶ 速さと正確さが、確実に上がっていった

    大量のオーダーが一気にきても、

    • どの順番で作れば効率的か
    • 同時進行でどこまで進められるか
    • スチームの感覚を崩さない方法

    こういう“現場でしか学べないコツ”が、体に染みついていきました。

    もちろん、今でもスチームを失敗する日もあります。
    「ごめん…」と思いながら出すこともゼロではありません。

    正直、これは自分で一番イヤな部分。
    お客さんにとっても良くないことだからこそ、
    どうしたらクオリティを落とさずに速く作れるかを今も毎日練習しています。

    でも、あの大量のコーヒーを
    1人でさばけるようになったのは、確かな成長。

    これは胸を張って言えるスキルになりました。


    ▶ いちばんの課題は“英語力”

    コーヒーのオーダーは聞き取れます。

    • フラットホワイト
    • ラテ
    • ロングブラック
    • エクストラショット

    こういう単語は頭に入っていたし、
    何より自分に知識があるから理解しやすい。

    でも問題は、フードのオーダー。

    オーストラリアのローカル客が言う
    野菜の名前、料理名、固有名詞…

    知らない単語が出てくると、
    本当に何を言っているのか分からない。

    「え、今なんて言った??」
    と頭の中が一瞬停止する。

    結局、同僚に助けてもらうことも多くて、
    そのたびに悔しくて、情けなくて。

    でも、そこで初めて覚える単語も多いので、
    この積み重ねが確実に英語力につながっているのを感じています。


    ▶ ネイティブの同僚たちと働ける環境も大きい

    職場のスタッフは半分がオーストラリア人のネイティブ。

    最初は会話のスピードについていけなかったし、
    ジョークも分からず無言で笑ってるだけの日もありました。

    でも毎日少しずつ話すうちに、

    • 英語の耳が慣れてくる
    • よく使う表現が分かってくる
    • 自分から話せる量も増える

    こういう変化が出てきて、
    「英語が伸びてる!」と実感できるようになってきました。


    ▶ スキルはまだ途中。でも確実に前に進んでいる

    今の自分はまだ完璧じゃない。

    • スチームはもっと安定させたい
    • 英語力はまだまだ伸ばしたい
    • お客さんとの会話も増やしたい

    でも、オーストラリアのローカルカフェで働きながら、
    毎日少しずつ技術も英語も身につけている。

    「昨日より今日のほうができることが増えている」

    この感覚を持てていること自体が、
    ワーホリで来た意味の一つなんだと思います。

  • 仕事が決まった瞬間と、今のカフェで学んだこと

    タイトル

    やっと仕事が決まった瞬間|郊外カフェで見つけた「自分らしく働ける場所」

    ▶ やっと受かった。3連敗のあとに来た合格の連絡

    3回連続でトライアルに落ちていた私の元に、
    今働いているカフェから 「来週から働けます」 と連絡が来た時。

    正直、泣きそうなくらい嬉しかったです。

    長かった。
    本当に長かった。

    やっと「働ける場所が見つかった」と心の底からホッとしました。


    ▶ 嬉しい反面、不安もあった(距離・電車代・朝の早さ)

    ただし、そのカフェは CBDから電車で約20分ほど離れた場所 にありました。

    • 交通費がかかる
    • 朝が早い
    • 通勤が少し大変になる

    そんな不安はもちろんありました。

    でも実際に働き始めると──
    その不安は全部、小さなことだったと気づきます。


    ▶ 郊外カフェならではの“ゆったりした時間”

    CBDのカフェとは違い、郊外は雰囲気がまったく違いました。

    ● 時間がゆったり流れる

    ● お客さんの9割以上が地元の常連さん

    ● みんな穏やかで、優しくて、寛容

    毎日同じお客さんが来ることが多いので、
    少しずつ顔と名前を覚えていき、
    向こうも私の名前を覚えて声をかけてくれるように。

    「Good morning! How are you today?」
    「You’re doing really well!」

    こんなふうに気さくに話しかけてくれるのがオーストラリアの良さで、
    そのたびに胸がじんわり温かくなります。


    ▶ 職場の人たちとの関係もすごく良い

    スタッフ構成は、

    • 半分 → オーストラリア人
    • 半分 → ネパール人
    • 日本人 → 私だけ

    という環境。

    でも、その“日本人が自分だけ”という状況が、逆にとても心地よかった。

    みんな優しいし、フレンドリーだし、
    困っていればすぐ助けてくれる。

    プレッシャーを感じることもなく、
    素直に「ここで働けて良かった」と思えました。


    ▶ このカフェで気づいたこと:環境が変わると、人は変わる

    ここで働き始めて強く感じたのは、

    自分は“のびのびできる環境”で、初めて力を発揮できるんだ

    ということ。

    CBDの店はどうしてもスピード重視で、ガヤガヤしていて、プレッシャーも強い。
    でも郊外は、

    • ゆったりした空気
    • 優しいお客さん
    • 落ち着いたスタッフ
    • 自分のペースで仕事ができる環境

    この環境だからこそ、私は初めて
    「仕事が楽しい」「成長してる」
    と本気で思えるようになりました。


    ▶ 結果的に、郊外で働く選択は大正解だった

    もしあの時、CBDのカフェにこだわっていたら、
    こんなに穏やかな気持ちで働けていなかったと思います。

    距離があるのは確かに大変だけど、
    メンタル面・成長面・人間関係の全てを考えると

    今のカフェを選んだことは大正解だった。

    今ではそう心から感じています。

  • 2回トライアルに落ちた話

    タイトル

    カフェのトライアルに2回落ちた話|諦めかけた頃にやっと掴んだ仕事


    ▶ Facebook求人から挑戦を再開

    寿司レストランをクビになってから、しばらく気力を失っていましたが、
    少しずつネット求人(特に Facebookグループの求人)に挑戦し始めました。

    そこから数件応募し、ありがたいことに 3つのカフェでトライアルを受けられることに。

    しかし、この中の2つが“落ちる”という結果に…。

    でも、今振り返ると 全部に理由があって、全部が必要な経験だった と感じています。


    ▶ ① 1回目:久しぶりのスチームで失敗

    最初のトライアルは久しぶりにミルクスチームを触った日でした。

    • スチームの感覚を忘れていた
    • 温度の上げ方が安定しない
    • ミルクが期待する質感にならない

    結果は 不合格

    スチームの技術は練習しないと一瞬で衰えるんだ…と痛感しました。


    ▶ ② 2回目:「これは受かったかも」と思ったのに…?

    2回目のトライアルでは、前回の反省を活かし、
    自分でも納得できるくらい上手くスチームができました。

    トライアル後の手応えも良く、
    「これは受かったかも!」と少し期待していました。

    しかし、後日オーナーから連絡が来て──

    「今回はもう少し家から近い人を採りたい」

    という理由で 不合格 に。

    技術は十分だった。
    でも 距離や条件で落とされるのも海外あるある だと思います。


    ▶ ③ 3回目:今働いているカフェとの出会い

    3つ目に受けたのが、今現在働いているカフェです。

    このトライアルでは、
    今までの中で一番落ち着いて働くことができました。

    なぜうまくいったのか?

    • 2回のトライアル失敗でスチームの感覚が戻っていた
    • ラテアートを求められなかった(ここ重要!)
    • スチームが安定していればOKというカフェだった

    実際、オーナーも 「ミルクをきれいにスチームできれば十分」 というスタイル。
    そのおかげで変にプレッシャーを感じず、自然体でトライアルができました。


    ▶ 優しいオーナーとの出会いが大きかった

    そして何より大きかったのが オーナーの人柄

    • 真面目に働けばしっかり見てくれる
    • ミスをしても丁寧に教えてくれる
    • 初心者にも寛容で、否定から入らない

    こんなオーナーがいるカフェに出会えるのは、
    正直ワーホリ界では“当たり”レベル。

    「今まで頑張ってきて本当に良かった」と心から思えました。


    ▶ トライアル3連敗が意味したこと

    落ちた時はもちろん苦しかったけど、全てに意味がありました。

    • 1回目:実力不足に気づいた
    • 2回目:技術だけでは決まらないと知った
    • 3回目:自分に合った環境を見つけられた

    ワーホリの仕事探しは本当に運とタイミングが大きい。
    でも、諦めずに挑戦し続ければ必ず道が開けると実感しました。