日本の新卒というレールを降りて、ワーホリを選んだ理由

「普通」に合わせる人生より、ちゃんと自分の人生を選びたかった

日本では大学を卒業したら“新卒として就職する”のが当たり前とされています。
私の周りも、例外なくそのレールに乗っていきました。

でも私はどうしても、その流れに自分を合わせることができませんでした。
就活をしても心が動かない。興味のない企業の説明会に参加して、エントリーシートを書いて、「安定」のためだけに働く未来が全く想像できなかった。

“みんながやってるから”という理由で決めるには、あまりにも大きな選択だったんです。


■ 就活が「合わない」ではなく「しんどい」だけだった

就職活動をしていた頃、私は自分がどんな働き方をしたいのか、本気で考えたことがありませんでした。
周りに合わせてエントリーして、なんとなく面接をして、落ちたら落ち込む。

でもそれって、本当に“自分の人生”なんだろうか?

自分の軸がないまま働き始めても、結局どこかで行き詰まる。
そう思った瞬間、胸の奥で何かが決定的に変わりました。


■ ワーホリを選んだのは「逃げ」じゃなくて“選択”

よく「就活したくなくてワーホリに逃げたんじゃない?」と言われます。
でも私はそうだと思っていません。

むしろ、 今の自分が何者なのか知りたかったし、どんな環境なら輝けるのか試したかった。

海外に出ることで、自分の価値観を一度リセットしたかったんです。

日本を出ると、
年齢も、肩書きも、学歴も、誰も気にしません。
ただ“あなたは何ができるの?”とストレートに問われる。

その環境に飛び込むことは怖かったけど、同時にとても魅力的でした。


■ 周りと違う選択は怖い。けど、後悔だけはしたくなかった

新卒を捨てると決めたとき、
親にも反対されましたし、友達からも心配されました。

でも、
「もしやらなかったら、一生引きずる」
という確信だけはありました。

人生の分岐点で後悔を残すのが、一番こわかった。


■ ワーホリに来て気づいた“大事なこと”

海外に来てから、仕事も家も友達も全部ゼロから作る毎日。
怖さもあったけど、それ以上に心が軽くなりました。

  • 自分で選んだ道を歩いている実感
  • 比較されない環境で伸びる自分
  • 小さな成功でもちゃんと自信になる
  • 「普通」から離れて初めて見えた世界

ワーホリを選んだことで、ようやく
「自分で自分の人生を決めていい」
という当たり前のことに気づけました。


■ 新卒を捨てたことは後悔していない

むしろ、あのときの決断があったから今の自分がいます。

もしあなたが今、

  • 日本の働き方にモヤモヤしている
  • 新卒として働く未来が想像できない
  • 人生に一回くらい思い切った選択をしてみたい

そんな気持ちが少しでもあるなら、
ワーホリという選択は“逃げ”ではありません。

それは、あなたの人生を取り戻すための
ひとつの正しい選択肢だと思います。


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